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新緑の芦生の森へ行く

 暖かな日差しが注ぐ芦生の森に行ってまいりました。様々な種類の森を見たいというお客様のご要望で、今回は上谷ルートを行きました。

 上谷ルートは、はじめは人工林を通り、そこを抜けるとかつて木地師たちが住んでいた場所に出ます。そこから上谷に入り、京都府と福井県の境にある杉尾峠まで登るルートです。

 樹冠の葉っぱを透けて降り注ぐ木漏れ日の中を、ベテランガイドの説明を聞きながら進みました。今は枯れて倒れてしまった古木が、ガイドを始めた時にはまだ生きていたお話を聞くと、一見変化の無いように見える森であっても、少しずつ変化しているのだと思いました。枯死した木の上に実生があり、森の世代交代している姿の一片を垣間見ることができました。

 

芦生の森にご興味のある方は、是非お問い合わせください。